最近まで数日間、大腸の炎症で入院していました。。。
入院して気になるのは、その入院費用です。
共済は月掛金も低額なので、数年前から都道府県民共済(府民共済)に加入しています。
久々の入院だったので、今回、初めて共済金を申請しました。
その内容や入院費申請手続きのながれを紹介したいと思います。
この記事の内容
都道府県民共済とは?
病気・事故で入院した時の為に、保険に入られている方もいらっしゃると思いますが、僕の場合は都道府県民共済に入っています。
東京は都民共済
大阪・京都は府民共済
愛知・福岡などでは県民共済
と分かれています。
そのCMといえば、コチラ。
都道府県民共済のメリットは?
共済のメリットは主に2つあると思います。
①月掛金2000円~と、低額から始められること
②年に一度、割戻金として掛け金が一部戻ってくること
①月掛金2000円~と低額
保障内容の入院保障に限って簡単にですが紹介すると、
・月掛金2000円
→入院費1日当たり10,000円
・月掛金3000円
→入院費1日当たり12,250~12,500円
・月掛金4000円
→入院費1日当たり14,500~15,000円
となっています。
その他、手術、先進医療、後遺症、死亡なども、掛金によって、保障の範囲・厚さが異なります。
ちなみに僕は月3000円(総合保障1月+入院保障2型)を選んでいます。
※詳しい保障内容を知りたい方は、定期的に郵便配達される資料(青い封筒のもの)をご覧になるか、公式ウェブサイトから資料請求してみてください。
②毎年、掛け金が一部戻ってくる
掛金の一部を割戻金として戻す理由を、公式ページではこのように説明しています。
掛金はあくまでお預かりしているものと考えているため、年間受入掛金から、共済金と事業経費等を差し引いた剰余金を「割戻金」としてお戻ししています。共済事業のコストに当たる物件費や人件費を抑え、割戻金を多くお戻しすることで、ご加入者の掛金負担を少しでも軽くできるように努めています。
※決算後、剰余金が生じたときに、各年度の割戻率に応じて割戻金をお戻ししています。
僕の場合、その年によりますが、ここ数年は約10,000円が割戻金として戻ってきています。
毎月3,000円支払っているので年間36,000円の支出ですが、割戻金があるのでトータルの支出は約26,000円となります。
割戻金はおおよそ8月~9月に振り込まれるので、ちょっとしたお小遣い、ボーナスが入った気分になります。
入院した際の手続きの方法は?
今回の入院で、初めて都道府県民共済(僕の場合は府民共済)に手続きをしました。
※これはあくまでも、僕個人の症状・入院期間・加入している保障によるものになりますので、人によって異なることがあります。ご了承ください。一個人の体験談としてお読みください。不明な点は、加入されている共済の窓口へご相談ください。
共済金申請の為に取った手続き・流れは次の通りでした。
①共済窓口に電話する。
②届いた書類に記入。必要書類と共に返送する。
③口座に共済金が振り込まれる。
①共済窓口に電話する。
入院初日から入院費が気になったので、電話をしました。
京都府民共済の電話受付時間は平日9:00~17:00でした。
その際必要となるのが、加入者番号になりますので、組合員証または生命共済加入証書を用意しておきましょう。
こちらから「入院しまして、共済金の手続きをしたいのですが」と伝えると、次の項目を質問されました。
・共済の加入者番号、氏名などの個人情報
・現在の病名
・入院している病院名
・入院期間(確定していないので大体の期間)
質問に答えると、「対象になりますので、書類を郵送します」と言われ、用意する必要のある書類のコピーの説明を受けました。
必要となる書類とは、
・病名が分かるもの
→入院計画書、診断書など
・入院期間が分かるもの
→入院費の請求書、領収書など
のコピーになります。
病名が分かるものに関しては、「診断書でなくてもよい」と言われました。
出費を抑えられて助かりました。
※診断書の有無は、病状によるかもしれませんので、窓口でご確認下さい。
②書類に記入。必要書類の添付。
数日後、退院すると、府民共済から既に封筒が届いていました。
まずは、その書類「入院状況自己申告書兼共済金支払い請求書」を記入例に従ってに記入します。
氏名、住所、発病から初診までの経過、そして入院した病院のことや入院期間を記入します。
前述で、同封する書類として
・病名が分かるもの
→入院計画書、診断書など
・入院期間が分かるもの
→入院費の請求書、領収書など
という説明がありましたが、
僕の場合は、
入院初日にもらった「入院診療計画書」(病名記載)と、
退院後に病院から郵送された「請求書兼領収書」(入院期間記載)をコピーして同封しました。
③共済金(入院費)の振込み時期
17日に退院し、20日に入院期間を証明できる「入院費の請求書」が病院から届き、21日に書類を投函しました。
すると、26日には既に振り込まれていました!
早っ!
23~25日が三連休だったので、投函した次の日22日から数えると2営業日で振り込まれたことになります。
27日が退院後の通院日で、そこで入院費を払おうと思っていたのですが、貯金から支払うことなく、そのまま支払うことが出来ました。
公式サイトではこのように謳っています。
万一のための共済金ですから、必要とするときに手元になければ、保障の意味がありません。そのため、原則として請求書類が届いた日のお支払いに努めています。すみやかなお支払いのため、請求書類を簡素化するとともに、郵便局からの配達を待たずに、請求書類を取りに行くなども実践しています。
請求書類が届いた日に支払うよう努めている。。。
郵便局からの配達を待たずに、自ら取りに行く。。。
そういった姿勢がこの様な早い支払いに繋がっているんですね。
本当に助かりました。
この様に低額で、手続きも簡単な都道府県民共済。
特にまだ保険に入っていない方、保険料の支払いを負担に感じる方は、一度検討してみてはいかがでしょうか?