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ギターの湿気対策には湿度調整剤が必須。おすすめの製品の説明(Dr.Dry、ギターペット)

ギターを保管する際に気を付けなければならないのが、湿度です。

ギターはご存じのとおり木材で出来ているので、極端な湿気・乾燥は本体に悪影響を与えます。

日本は湿度が高い気候なので、特に湿気には気を付ける必要があります。

長らくギターをケースにしまいっ放しにしていて、久しぶりに開けてみたら、弦や金具がさびていたり、ボディにカビが生えていたりします。

(経験あり…)

そうならない為にも、ケース内の湿度を適切にするために、「湿度調節剤」を入れておく必要があります。

湿気・湿度の影響や、湿度調節剤の特性、おすすめの湿度調整剤などを説明していきます。




湿気・乾燥による影響

極端な湿気や乾燥にギターがさらされるとどの様な影響があるか、説明していきます。

(湿気)弦がさびやすい

先ほども述べたように、金属製の弦がさびやすくなります。

(クラシックギターの場合は4~6弦にあたります)

さびた弦は、柔軟性がなくなってプッツリ切れやすくなりますし、音程も安定しなくなります。

また、さびでザラついた弦で弾いて、指を傷つける恐れもあります。

エレキやアコギを弾く巨匠が「弦がさびた方が良い音がする」と言っているのを狂信的に信じている人がいます。

「良い音」の感じ方は人それぞれなので、一概に言えません。

僕も、確かにアコギやクラシックギター(4~6弦)は、張り替えた新しい弦の音質の高域がシャリシャリしている音より、日数が経って、少し高域が落ち着いた好きですが。。。

ただ、本当にさびている状態は良い音ではありません。

巨匠は、もはや技術の向こう側にいる人です(笑)

初心者は、まだ音感や技術が伴っていないので、弦の良い状態の音を知る必要があります。

あまり鵜呑みにしない方が良いですよね。

※弦がさびたら(さびる前に)、なるべく早く交換することをお勧めします。

(湿気)ボディ内にカビが生える

さびよりも厄介なのが、カビです。

サビカビ。

ケース内の湿度が高いままでギターを保管していると、ボディ内部にカビが生える可能性が高くなります。

カビが生えると、ギター鳴りが悪くなりますし、ギターがカビ臭くなります。

押入れみたいな匂いがします。

これがなかなか取れません。

鳴りも戻すことが難しいです。

※湿度管理以外のカビ対策として、時々、ボディ内部をのぞいて、隅にたまっているホコリを取り除くことをお勧めします。

ちなみに僕の経験ですが、

ギターを複数台持っており、定期的に全てのケースの調整剤を交換しているのですが、たまたま交換し忘れたギターケースがあり、それを久しぶりに開いたところ、ぷ~んと押入れのにおいが、、、。

高級なクラシックギターだったので、押入れのにおいが残念で仕方がありません↓↓

ちゃんと入れておかないと、こういうことがあるということを身を持って知った経験でした。

(湿度)ボディが変形

ギターが湿気を吸うと、木材が膨張していきます。

それによってパーツが歪んだりします。

特に表面板が歪んだり、膨らんだりします。

そうなると修理もなかなか難しくなります。

※ちなみにそのまま進行すると最悪、弦の張力によって表面板がバリッとはがれます。ひゃ~。

(乾燥)ネックが反る

乾燥することによってギターの水分が奪われて、ネックが反ってしまいます。

あまりひどいと修理が必要ですが、多少の反りの場合は、適切な湿度になると戻るか、自分でのリペアが可能です。

(乾燥)ネック・ボディにひびが入る

乾燥が進み過ぎると、やはり木材なので、割れたり、裂けたりします。




湿度調整剤の特性

湿度調節剤をケース内に入れることで、極端な湿気・乾燥を防ぎ、湿度を適切に保つことができます。

様々な商品が売られていますが、どの商品でも材料はシリカゲルです。

お菓子の箱とかに入っている、湿気防止のアレです。

乾燥材と言われることもありますが、湿気を吸い取るだけでなく、乾燥している時は、含んでいる水分をゆっくりと吐き出します。

なので、湿度を調節することができるのです。




おすすめの湿度調整剤

楽器店に行くと、様々な湿度調整剤が売っています。

その中で個人的にも使用していて、ネットでも購入できる2種類の調整剤を紹介します。

ドクタードライ(Dr.Dry)

比較的安価な調整剤 ドクタードライ

1パックに2個入っています。

奥が使用前、手前が使用後。

手前の方が湿気を含んで膨らんでいます。

色の違いは仕様によるもので、使用によるものではありません。(←わざと書いてます)

アマゾン、楽天で購入することができます。

ギターを複数持っている人のために2パックのセット販売もあります。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

FERNANDES Dr.Dry 楽器用湿度調整剤
価格:770円(税込、送料無料) (2019/2/9時点)

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FERNANDES Dr.Dry2個セットパック
価格:1370円(税込、送料無料) (2019/2/9時点)

ギターペット

クラシックギターを弾く人には良く知られているロングセラーのギターペット

他の調整剤と比べて、袋に厚みがあって丈夫。

赤色なのでちょっと高級感もあります。

こちらも1パック2個入っています。

(僕の記憶だと昔1パック1個だった気がするんだけど、気のせいかなぁ)

ギターペットってあまり楽器店で見かけることは少ないですね。

クラシックギター専門店だと置いてあるのでしょうか。

ネットでも購入可能です。

アマゾンでは2パックセットが販売されています。




よくある疑問・質問

最後によくある質問、ネットに上がっている質問に答えていきたいと思います。

ネットでは一つの質問に対して、様々な回答が寄せられており、返って質問者が迷う様なケースが見受けられます。

「え?やった方が良いの?やらない方が良いの?」みたいに。

回答している人は、単なる持論なのか、自分一人の経験なのか、一般論なのか、多くのケースを見てきた結論なのか、様々です。

僕の場合は、学生時代、100人が所属するクラシックギター部で様々なケースを見てきましたし、個人でも複数ギターを所有し、大切に扱ったり、やらかしてしまったりしてきているので、その経験を踏まえてお答えしたいと思います。(えへん)

いつ交換したらいい?

商品に使用期間が書いてあり、3ヶ月や半年のものが多いです。

ただ費用の面もあり、そう頻繁に変えられない場合もあると思います。

湿度調節剤は、湿気を吸ったり吐いたりしていますが、使用期間が過ぎても、多少はその機能が働いているので、期間を少し伸ばしても支障はありません。

僕の場合は湿気対策という意味合いが高いので、1年に1回、湿気の多くなる梅雨前に交換しています。

ケースのどこに入れたらいい?

ハードケースの場合は、図の様に、ネック部分にちょうど入れておける良い場所があります。

ソフトケースの場合は、この様に固定して置けないので「取りあえずケース内に入れとく」になります。

また、ソフトケースは、ハードケースよりも気密性がないので、外気からの湿気や乾燥の影響を受けやすく、湿度調節剤を入れていても太刀打ちできない場合が多いです。

ギターペットの説明書を見ると、「弦とサウンドホールに挟む」と書いてあるので、ギター自体に挟むのもありなのでしょうが、、、

調整剤の新品は、水分を吸い過ぎるので、ギターに直接触れていると、その部分だけ乾燥しすぎてしまいます。

この方法は、よほどギターが湿気にさらされていた場合には良いと思いますが、それ以外の時は、あまり触れない場所に置いておく方が良いです。

ケースに気密性があれば必要ない?

ネットにはなかなか乱暴な意見もあり、

「ハードケースは気密性があるから大丈夫。湿度調節剤なんか意味がない」

と書いてありました。

おおっ。

ワイルド!

ただ、

ギターを弾いていたのが湿度の高い場所だった場合、ギターはその時間、湿気を吸っています。

その水分の多い状態で気密性の高いケースに保管したらどうなるか。

それは例えれば、雨に濡れた人が車に乗り込んでくるようなもんです。

また、ケースを開けた所が、湿度の高い場所だった場合も、ケース内の湿度は高くなります。

ギターを持って外出しない、室内は常に適切な湿度に保たれているなら、もしかしたら湿度調節剤がなくても、不具合はないかもしれません。

しかし、そうでない限りは、ケース内を快適にしておくためにも湿度調節剤を入れておくことが大切です。




最後に

いかがだったでしょうか。

ギターのコンディションを保つ為にも、湿度のケアは大切です。

ちなみに、適切な湿度ですが、

ギターは木で出来ており、いわば生き物なので、人間が不快に感じないのと同じ環境が適切です。

そのことを心がけて、湿度調節剤を使って保管してください。