スポンサーリンク

障害者のデイサービス① 生活介護事業所ってどんな施設?どんな仕事内容?

福祉に関する関心や需要は、年々高まっています。

福祉施設というと、主に高齢者のデイサービスや入居施設を連想されるのが一般的ですが、大きく分けて、高齢者施設障害者施設に分かれています。

ちなみに僕は、身体障害者施設の「生活介護事業所」(デイサービス)に、約10年務めていました。

その経験から、障害者施設の一つである「生活介護」(デイサービス)について詳しく書いていきます。

今回は主に

・身体障害者の生活介護事業所(デイサービス)はどの様なところか。

・一日の流れや、スタッフの仕事内容について。

なるべく一般的な内容にするよう努めていますが、ただ、10年間一つの施設で働いており、近くの施設のことは見たり聞いたりした程度なので、一人の経験者の意見として読んでいただければと思います。




生活介護事業所(デイサービス)ってどういう場所?

障害者のためのデイサービスと言いましたが、正確には「生活介護事業所」と言います。

しかし福祉関係以外の人に言うと馴染がなく「???」となるので、便宜上デイサービスと言っています。

サービス内容は「生活介護」。

つまり、日中の生活のお世話、サポートとなります。

自宅や入居施設で暮らしている方が、日中、やってきて、

グループになってゲームなどレクリエーションをしたり、

個人で興味のある創作活動(折り紙、絵画など)をしたり、

時々、外出したり、年中イベントをしたり

して過ごします。

入浴サービスがある施設では入浴も行います。

身体障害者の生活介護事業所

障害には大きく分けて、身体障害、知的障害、精神障害があり、それぞれの障害種別・程度に合わせて施設・サービスを利用する事ができます。

僕が働いていたのは「身体障害者」「生活介護事業所」になります。

利用者さんは身体的な動作での障害があるので、スタッフはその面でのサポート(介助)がメインの仕事になります。

具体的な介助内容は「障害者のデイサービス② 生活介護事業所の仕事内容・一日の流れ」で説明します。




どの様な人が通ってくるの?

どの様な人が利用するかというと、

・体を動かしたり、コミュニケーションが取れる人

・作業所で働けない人、または週5日は働けない人

これは施設によっても変わってきます。

週3日以上の通所を条件にしている施設もあります。

障害が重くコミュニケーションを取ることが難しい方が集まる施設もあります。

どの様な要望(ニーズ)があって通ってくる人が多いかというと、

・家にこもりがちになるので通う場所が欲しい

・作業所以外で息抜きできるところに通いたい

・みんなとレクやお話をして楽しみたい

・(親の要望)人の中で生活して、人間的成長をして欲しい

・(親の要望)昼間仕事をしているので、世話をしてくれる場所に通わせたい

年齢も様々で、

特別支援学校を卒業してすぐの18歳が最年少で、最高齢で60代の方までいらっしゃいます。

作業所との違い

よく「作業所」と誤解されます。

それだけ「障害者が行く施設=作業所」というイメージが一般的にまだまだ強いんですね。

簡単に違いを説明すると、

「作業所」は、木工などの作業をして賃金を得る施設

「生活介護事業所」は、日中をレクリエーション・入浴などで過ごす施設

です。

続いては、障害者の生活介護事業所(デイサービス)で働くことに関心のある方に向けて、

どの様な流れで働くのか

どの様な業務・介助があるのか

を紹介していきます。

生活介護(デイサービス) 一日の流れ

主に一日の流れはこの様になっています。

あくまで一例です。

身体介助の割合が多いですが、高齢者のデイサービスと共通する部分が多いかもしれません。

一日の流れ

朝礼

送迎・清掃・準備

午前のプログラム

昼食

午後のプログラム

おやつ・帰宅準備

送迎・後片付け・清掃

終礼

利用者記録記入

「朝礼」では、

一日の流れ、スタッフの役割分担、利用者さんの情報(配慮する点、最近の様子など)を確認します。

「送迎・清掃・準備」では、

利用者さんが来るまでの間に各スタッフは分担して、「利用者さんを迎えに送迎車の運転」「掃除」「必要な器具やレクの準備」を行います。

また、利用者さんがいらっしゃたら、要望に応じて「上着の脱衣」「お茶出し」や「トイレ介助」などを行います。

「午前のプログラム」「午後のプログラム」では、

レクリエーション、マッサージ、入浴など、施設によって、また、日によって違ったりします。

「昼食」では、

僕のいた施設では毎日お弁当屋さんから配達されてくるので、作るということはありませんでした。

それでも、配膳の準備、下ごしらえ、利用者さん個人の準備といろいろあります。

利用者さんの状況(ADLと言います)に応じて、箸またはフォーク・スプーンを配膳したり、とろみをつけたり、具材を細切れにしたり、スープの温度をぬるくしたり。

また個別で特殊なテーブルを取り付ける利用者さんもいました。

準備が終わって食事に入ると、自分1人で食べることの難しい利用者さんには食事介助を行います。

また、食前食後の服薬も管理する場合があります。

スタッフの昼食は、利用者さんと共に食べる施設と、昼休憩中に食べる施設があります。

僕のところは利用者さんと共に食べました。

「おやつ・帰宅準備」では、

おやつや飲み物を用意し、利用者さんと共におやつを食べながら談笑します。

また、帰宅に向けて、トイレ介助や上着の着衣など帰宅準備も行っていきます。

「送迎・後片付け」では、

送迎運転するスタッフは利用者さんを乗せて、自宅や入居施設に送迎します。

残ったスタッフは掃除や器具などの片づけ、使ったコップなどを洗ったりします。

「終礼」では、

今日一日で、業務や利用者さんのことで気になったこと、改善点を話し合ったりします。

後日ミーティングの時間を設けて話し合う場合もあります。

「利用者記録記入」では

終礼の前後の時間で、管理者や担当スタッフが、利用者さんのその様子を記録します。




スタッフの業務内容

一日の流れから、スタッフの主な仕事の流れを箇条書きすると以下の様になります。

最初から全部は出来ないですし、介助も利用者さん個人個人で必要なこと、方法が違うので、先輩スタッフから教えてもらいながら覚えていきます。

主な介助としては、以下がメインの仕事となります。

・トイレ介助

・食事、飲み物介助

・入浴介助

・服の脱着

・レクリエーション補助

その他にある業務は、以下の通りです。

・送迎車運転

・掃除

・利用者さんの通所記録記入

・ミーティング

・レクリエーション企画

・利用者さんとの面談

次の記事では、この仕事をやって良かった点や難しい点、向き不向きな人、必要な資格や、求人サイトを紹介していきます。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする