クラシックギターと聞いて思い浮かぶのは??
「禁じられた遊び」「アルハンブラの思い出」
物悲しい曲調
演歌
それだけ????
ええい!それだけちゃうわ!
クラッシックギター曲には、もっと様々カッコいい曲があります。
ということで今回はそんな中から、クラシックギター経験またはソロギター経験の中級者・上級者向けの曲でカッコいいものを選びました。
そして、なるべくクラシックに聴き馴染がない人でも聴いて・見て楽しめる選曲をしました。
普段はバンドや弾き語りでギターを弾いている人も、この様な曲をいきなり弾いたら、お客さんも驚いて、さらにファンが増えるんじゃないでしょうか。
サンバースト
アンドリュー・ヨーク作曲の「サンバースト」
演奏は村治佳織。
クラシックギター曲の中では比較的新しく、
明るい壮大な曲です。
中盤で、低音をハンマリング・プリングする奏法は聴く人の目を引きます。
チューニングは1弦、6弦をD(レ)に下げています。
こちらは、ヨーク自身による演奏。
サンバーストは作曲された後に、前奏が付け加えられました。
ムーンタン
こちらもアンドリュー・ヨークが、若きギタリスト木村大のために作曲した「ムーンタン」
木村大自身の演奏です。
テレビ用にショートバージョンで演奏しています。
曲の前半と終盤はフワッとした幻想的な曲調です。
中盤には特殊な奏法を織り交ぜた、ノリノリのリズムに変わります。
正規のバージョンはこちらです。
これまたヨーク自身の演奏です。
はちすずめ
むかし、野菜ジュースのCMで村治佳織が演奏していたのを記憶している方も多いかもしれません。
曲名は「はちすずめ」
スズメバチではありません。
演奏しているのは、現在若手ギタリストで注目される猪居亜美。
早いっすね~。
しかも正確。
この曲は、短い曲で速弾きなので、インパクトがあります。
タンゴ・アン・スカイ
フランスのギタリスト ローラン・ディアンス作曲「タンゴ・アン・スカイ」
タンゴと言っていますが、クラシックらしくないちょっといたずらな曲調です。
「タンゴアンスカイ」の邦題は「なめし皮のタンゴ」。
つまり「タンゴもどき」という意味です。
ディアンスの作る曲は、独特で、ユニークさがあって人気があります。
プロフィール調べていたら2016年に亡くなっていたんですね。。。
ベネズエラワルツ 第3番
アントニオ・ラウロ作曲、「ベネズエラワルツ第3番 ナタリア(ワルツクリオロ) 」
演奏はかわいいお姉さん。
ザ・クラシックギター曲という雰囲気ですが、そのメロディがとてもカッコいいです。
ダンサ・ブラジレイラ
ホルヘ・モレル作曲「ダンサ・ブラジレイラ」
演奏はノリノリのお兄さん。
リズミカルな曲で、前にズンズン進んでいく感じです。
アストゥリアス
ここにきて、クラシックギターの代表曲の一つを選びました。
アルベニス作曲の「アストゥリアス」
もとはピアノの曲です。
住宅のCMではピアノの演奏が使われていますね。
演奏は、「はちすずめ」でも登場した猪井亜美。
右手が映っていないのがもったいないですが。
この曲は右手、左手の動きが特徴的な演奏です。
緊張感があってカッコいいです。
ただちょっと長いんですよね。
さて、ここまで7曲を紹介しました。
気に入ってもらえたでしょうか
最後に+1として、ピアノ曲として有名な曲をソロギターアレンジしたものを紹介したいと思います。
ラ・カンパネラ
フランツ・リスト作曲 「ラ・カンパネラ」
あのピアノの名曲をギターアレンジしたものです。
知名度があるだけに、ギターで弾けたらカッコいいですね。
YouTubeにリンクがありましたが、このアレンジの楽譜(TAB譜)を販売しているそうです。
http://kanademusic.ocnk.net/product/20
う~ん、紹介している僕がポチッと押したくなってきた(笑)
この方の他の演奏で、コーヒールンバもおすすめです!
ちなみに他にギターでラ・カンパネラを弾いている人がいないか調べてみたら、、、
ありました!
楽譜「ソロギターのしらべ」で有名な南澤大介のアレンジを弾いている人がいました。
こちらは先ほどと比べたら、難易度が下がって弾けそうですね。
これか。。。
2007年に出版されたものなので、もう出回っている数が少ないのか、中古でも値が張りますね。
ラカンパネラ、ピアノの演奏に近いアレンジしている人もいました!
さすがにこのレベルになると無理だ~(笑)
すごいけど~。