お笑い芸人として活躍する阿佐ヶ谷姉妹。
2018年の女性お笑い芸人のグランプリW-1でも、安定感のある芸風で見事優勝しました。
普段は、二人で歌を歌ったネタが多いのですが、この大会ではあえてそのネタを封印して臨んでいました。
阿佐ヶ谷姉妹は、渡辺江里子さんと木村美穂さんのお笑いコンビです。
コンビ名に「姉妹」とありますが、本当の姉妹ではありません。
でもお二人とても似ていますね。
中でも渡辺江里子さんは、歌唱力が凄いと評判です。
またドラマ「科捜研の女」に出演し、その演技力の高さも話題となりました。
今回はそんな渡辺江里子さんのプロフィールと歌声(魂のルフラン、ボヘミアン)を取り上げたいと思います。
プロフィール
名前 :渡辺江里子
生年月日:1972年7月15日
出身地 :東京都生まれ、栃木県出身
趣味 :カラオケ・園芸鑑賞
学歴 :明治大学文学部
中学・高校の国語の免許を持っています。
劇団 東京乾電池研究所在籍中の2007年に「阿佐ヶ谷姉妹」を結成、デビュー。
この時、既に35歳と遅咲きだったんですね。
だからこそ、阿佐ヶ谷姉妹の「おばさんネタ」が確立していったのかもしれません。
また、「劇団 東京乾電池研究所」は柄本明、ベンガルが所属。(かつては高田純次も)
劇団出身という事もあり、いわゆる「お笑い芸人」という様な型にはまらず、舞台の雰囲気のあるキャラクターなのかもしれません。
魂のルフラン(高橋洋子)
2016年放送のTHEカラオケバトルで披露された「魂のルフラン」(高橋洋子)。
高い歌の技術力で、高得点をたたき出します!
テレビでは「アップテンポなのによくやった」という評価をしていましたが、個人的には違うと思いました。
ちょっと話がそれますが、、、
この曲はリズムはアップテンポですが、歌のフレーズ自体はそこまで音が次から次へと変わる(8分音符、16分音符が多い)わけではありません。
また「アップテンポの曲が難しい」と思われがちですが、アップテンポの曲は勢いで流れることも出来るので、乗れてしまえば一音一音ケアしなくても乗り切れます。
むしろ一音一音が長いと、次の音を出す時にごまかしがきかないのです。
なのでゆったりした曲で、一音一音聞かせる曲調の方がその歌唱力が試されます。
この曲の難しいところは、高い音程のフレーズの中に一瞬低い音程が現れるところです。
「高 高 高 低 高」みたいなフレーズでも正確な音程でコントロールする力が問われます。
渡辺さんも、冒頭の「私に帰りなさい」のフレーズがうまくいくかどうかを一番気にして、緊張されたのではないでしょうか。
ボヘミアン(葛城ユキ)
そもそもこの選曲自体、歌がうまくないとやらないですよね(笑)
この映像を見ると、歌のうまさに感動すると同時に、阿佐ヶ谷姉妹への好感がわきますね。
上手い言葉が見当たらないのですが、凄いのにおばさんらしさを残しているからでしょうか。「歌が凄い」とだけになりそうなのを、渡辺さんの言葉や木村さんの踊りが「阿佐ヶ谷姉妹ワールド」にとどめているように思いました。
凄いけど面白い、面白いけど凄い。
トリセツ(西野カナ)
最後は阿佐ヶ谷姉妹 二人での歌で。
これからも親近感を感じるおばさんネタと、歌を楽しみにしています!